諏訪神社(すわじんじゃ)は、埼玉県久喜市の神社。
歴史
創建年代は不明である。ただ下清久村が清久郷から分村したのが1596年(慶長元年)以前であり、分村時に信濃国一宮の諏訪大社から分霊を勧請したものという。近くの清福寺が別当寺であった。
1873年(明治6年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられた。
かつては「鎌どっかえ」と呼ばれる行事があった。これは毎年9月27日に氏子の神棚に祀っていた鎌を当社に返して、また新たな鎌を借りて1年間祀るというものである。しかし当社氏子に占める農家の割合が減少し、サラリーマンが多くなったことから、1994年(平成6年)より中止となった。
交通アクセス
- 路線バス上早見(新道)停留所より徒歩7分。
脚注
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年



