レッドスパーダ(欧字名:Red Spada、2006年5月21日 - 2022年2月)は、日本の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に2014年の京王杯スプリングカップ、2010年の東京新聞杯、2013年の関屋記念。

馬名の意味は、冠名+剣(イタリア語)。

戦績

  • 特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ

2008年11月15日、東京競馬場での2歳新馬戦でデビューし、1着。2戦目を5着ののち3歳初戦の500万下条件戦を勝って2勝目を挙げ、スプリングステークスとNHKマイルカップで連続2着に入る。秋2戦は富士ステークス15着、鳴尾記念5着と振るわなかったが、4歳を迎えて初戦のニューイヤーステークスを勝つと、続く東京新聞杯も2番手の競馬から押し切って初めて重賞を制した。選択肢拡大の一環でダートに矛先を転じてフェブラリーステークスに出走も12着に終わってそのまま休養に入り、高松宮記念への出走やチャンピオンズマイル遠征などのプランも白紙となった。12月の阪神カップで復帰し、キンシャサノキセキの2着に逃げ粘った。

2011年はオーシャンステークスから始動して3着に入ったが、続く高松宮記念はキンシャサノキセキの5着。そのあと休養に入って11月のキャピタルステークスに出走も6着に終わり、再び長期休養に入って2012年中は出走しなかった。2013年1月のニューイヤーステークスでようやく復帰してミトラの4着に入ると、東京新聞杯、福島民友カップを続けて4着とし、京王杯スプリングカップこそ12着に終わったが、続くパラダイスステークスを制して臨んだ関屋記念ではジャスタウェイの追い込みを封じて、3年半ぶりの重賞制覇を遂げた。その後しばらくは勝てずじまいの成績に戻ったが、2014年4戦目の京王杯スプリングカップでクラレントを下して重賞3勝目を挙げた。次走の安田記念で17頭立ての最下位に終わった後、9月に右前脚屈腱炎を発症していることが発表され、9月24日付けで競走馬登録を抹消された。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ、netkeiba.comに基づく。

引退後

引退後の2015年よりアロースタッドで種牡馬入りした。アロースタッドは父タイキシャトルの日本国内での繋養先の一つであり、タイキシャトルの後継種牡馬として初めての父子二代の繋養が実現した形となった。2019年の種付けシーズン終了後にアロースタッドのラインナップから外れ、新冠町のクラックステーブルに移動した。

2022年2月に死亡。16歳没。

主な産駒

グレード制重賞勝利馬

  • 2019年産
    • テイエムスパーダ(2022年CBC賞、2023年セントウルステークス)

地方重賞優勝馬

  • 2016年産
    • クラヴィスオレア(2021年OROターフスプリント)

血統表

  • いとこにカーリン(プリークネスステークス、ブリーダーズカップ・クラシック、ドバイワールドカップなど。2007年・2008年のエクリプス賞年度代表馬)。

脚注

外部リンク

  • レッドスパーダ - 東京サラブレッドクラブ
  • 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post
  • レッドスパーダ - 競走馬のふるさと案内所

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Red panda / レッサーパンダ Maruyama Zoo, Sapporo, Hokkaidō, Japan… Flickr

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レッドベルダ (Red Beldad) 競走馬データ netkeiba