豊明市立双峰小学校(とよあけしりつ そうほうしょうがっこう)は、愛知県豊明市二村台7丁目3にある小学校。教育目標は「思いやりがあり けじめのある たくましい双峰っ子」。学校の裏手には標高71.8メートルの二村山がある。
双峰小学校と豊明市立唐竹小学校を統合し、2021年(令和3年)4月には新たに豊明市立二村台小学校が開校した。
歴史
年表
- 1971年(昭和46年)9月1日 - 豊明団地に豊明市立双峰小学校が開校。
- 1976年(昭和51年)4月1日 - 双峰小学校から豊明市立唐竹小学校が分離独立。
- 2021年(令和3年)4月1日 - 双峰小学校と唐竹小学校を統合し、新たに豊明市立二村台小学校が開校。
沿革
豊明団地は日本住宅公団(現・UR都市機構)が高度経済成長期の昭和40年代に造成した住宅団地である。豊明団地への入居開始に合わせて、1971年(昭和46年)4月1日に豊明市立双峰小学校が開校した。1972年(昭和47年)7月には北館東半棟とプールが竣工し、1973年(昭和48年)5月には運動場が竣工し、1974年(昭和49年)3月には北館2階・3階と本館東半棟が竣工し、1975年(昭和50年)3月には本館西半棟と体育館が竣工した。開校初年度の児童数は73人だったが、豊明団地への入居が増加した1970年代半ばには、児童数が1,000人を超えた。1976年(昭和51年)4月1日には二村台1丁目から3丁目を分離して、豊明市立唐竹小学校が独立開校している。1979年(昭和54年)3月には南館が竣工した。
1981年度(昭和56年度)と1982年度(昭和57年度)が児童数のピークであり、28学級で1100人を超えた。豊明団地の住民の高齢化により、児童数は緩やかに減少。1987年度(昭和62年度)は20学級710人であり、うち70%が豊明団地に居住する児童だった。2001年度(平成13年度)には300人を下回った。空き教室が増えたことから、1998年(平成10年)からは南館1階が地域学習施設に、1999年(平成11年)からは南館2階が二村児童館分室に転用されている。
2017年度(平成29年度)の児童数は251人だった。2018年(平成30年)時点で豊明団地には4,529人が居住しており、高齢化率は約25%だった。近年には多数の外国人が豊明団地に移り住んでおり、外国人比率も約25%の高さだった。約50人の外国人児童がいるため、2018年度(平成30年度)の双峰小学校にはポルトガル語通訳2人とタガログ語通訳1人がいる。地元のNPO団体や愛知教育大学も外国人児童の日本語指導に協力している。
双峰小学校と唐竹小学校が統合され、2021年(令和3年)4月には豊明市立二村台小学校が開校した。校地は双峰小学校の校地を用いている。
児童数の変遷
『愛知県小中学校誌』(2018年)によると、児童数の変遷は以下の通りである。
脚注
参考文献
- 愛知県小中学校長会『新学制実施七十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校長会、2018年
- 豊明市教育委員会『昭和62年度 豊明市の教育』豊明市教育委員会、1987年
関連項目
- 愛知県小学校一覧
外部リンク
- 豊明市立双峰小学校


