125丁目駅 (125ちょうめえき、英語: 125th Street)は、ニューヨーク市地下鉄IRTレキシントン・アベニュー線の駅である。マンハッタン区イーストハーレムの125丁目とレキシントン・アベニューの交差点に位置し、4系統と6系統が終日、5系統が深夜を除く終日、<6>系統が平日20時45分までの混雑方向のみ停車する。
歴史
駅は1918年7月17日に開業した。当初はハーレム川を越えてIRTジェローム・アベニュー線167丁目駅まで緩行線を走行するシャトル列車のみの運行だったが、1918年8月1日より急行列車の運行も開始された。
この駅が開業したことにより駅周辺、イーストハーレム地区は発展していった。
1981年にMTAは地下鉄内で最も老朽化した69駅の中に当駅をあげている。駅は2005年に改装工事を行った。
駅構造
駅は2層からなっており、上層階に島式ホーム1面と北行緩行線・急行線、下層階に島式ホーム1面と南行緩行線・急行線を有した2面4線の地下駅である。駅の北側ではハーレム川を潜り北へ向かうIRTジェローム・アベニュー線と東へ向かうIRTペラム線へと分岐している。駅の南側では下層階の緩行線が上層階へ上がり、逆に北行急行線は下層階へと下がっている。この駅はレキシントン・アベニュー線の北端駅であると共にジェローム・アベニュー線・ホワイト・プレーンズ・ロード線・ペラム線と3方向へ向かう列車の乗換駅となっているためニューヨーク市地下鉄において非常に重要な駅の1つとなっている。
出入口
駅には4つの階段と1機のエレベーターが地上へ接続している。
- 階段1つ、125丁目とレキシントン・アベニューの交差点南東
- 階段1つ、125丁目とレキシントン・アベニューの交差点南西
- エレベーター1機、階段1つ。125丁目とレキシントン・アベニューの交差点北東
- 階段1つ、125丁目とレキシントン・アベニューの交差点北西
駅には改札口が2箇所あり、北側の改札口からは交差点北東・北西に出ることができる。反対の南側の改札口からは交差点南東・南西から出ることができる。このため北側改札口を経由する場合のみADAに準拠し、エレベーターのみでホームから地上まで行くことができる。
駅から東に1ブロック、125丁目とパーク・アベニューの交差点にはメトロノース鉄道ハーレム線・ハドソン線・ニューヘイブン線ハーレム125丁目駅が位置している。
また、IND2番街線の125丁目駅も付近に建設されることが計画されており、開業すれば両駅は乗換駅として機能することとなる。
ギャラリー
脚注
参考文献
- Lee stokey. Subway Ceramics : A History and Iconography. 1994. ISBN 978-0-9635486-1-0
外部リンク
- nycsubway.org – IRT East Side Line: 125th Street
- nycsubway.org — Polyrhythmics of Consciousness and Light Artwork by Valerie Maynard (2002)
- nycsubway.org — Open Secret Artwork by Houston Conwill (1986)
- Station Reporter — 4 Train
- Station Reporter — 5 Train
- Station Reporter — 6 Train
- MTA's Arts For Transit — 125th Street (IRT Lexington Avenue Line)
- 125th Street entrance from Google Maps Street View
- Upper level from Google Maps Street View
- Lower level from Google Maps Street View
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