小島 芳子(Kojima Yoshiko, 1961年4月26日- 2004年5月21日)は、福岡県出身のピアニスト。
経歴
ピアノを小川京子、徳丸聡子、チェンバロと古楽アンサンブルを村井頌子、有田正広、有田千代子、鍋島元子に師事。1985年オランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学。フォルテピアノをスタンリー・ホッホランド、チェンバロをエヴァディン・ダーニェに師事。
1989年ソリスト・ディプロマを得て同音楽院を卒業、同年秋に帰国。国内外で演奏活動の他、東海大学・東京藝術大学で講師をつとめる。2004年、肺がんにより死去。
ディスコグラフィ
- モーツァルト:フォルテピアノのための変奏曲集(1991年11~12月に栃木市文化会館にて録音)
*フォルテピアノ製作者の堀栄蔵がモーツァルトの時代に使われていたヨハン・アンドレアス・シュタインの1784年製をモデルに制作したフォルテピアノを使用。
- シューベルト:アルペジョーネソナタ (1996年) 鈴木秀美(チェロ)
- ハイドン : クラヴィーア・ソナタ ニ長調Hob.XVI-37(1998年)
- ベートーヴェン:初期クラヴィーア作品集(1998年)
- ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集(1996~9年) 鈴木秀美(チェロ)
- ロマンス(2002年)
*後期ロマン派作曲家の作品の小曲集で、鈴木秀美(チェロ)と共演
脚注




