ニック・ハワード・サンドリン(Nick Howard Sandlin, 1997年1月10日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州コロンビア郡エバンス出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのトロント・ブルージェイズ所属。
経歴
プロ入りとインディアンス時代
2018年のMLBドラフト2巡目(全体67位)でクリーブランド・インディアンス (2022年よりインディアンス→ガーディアンズへと改称)から指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・インディアンスでプロデビュー。A級レイクカウンティ・キャプテンズ、A 級リンチバーグ・ヒルキャッツ、AA級アクロン・ラバーダックスでもプレーし、4チーム合計で25試合に登板して2勝0敗5セーブ、防御率3.00、36奪三振を記録した。
2019年はAA級アクロンとAAA級コロンバス・クリッパーズでプレーし、2チーム合計で24試合に登板して1勝0敗2セーブ、防御率2.39、38奪三振を記録した。
2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の出場は無かった。
2021年4月30日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、翌日の5月1日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは34試合に登板して1勝1敗、防御率2.94、48奪三振、5ホールドを記録した。
ガーディアンズ時代
2022年は46試合に登板して5勝2敗、防御率2.25、41奪三振、7ホールドを記録した。
2023年は61試合に登板して5勝5敗、防御率3.75、66奪三振、10ホールドを記録した。
ブルージェイズ時代
2024年12月10日にスペンサー・ホーウィッツ、ニック・ミッチェルとのトレードで、アンドレス・ヒメネスと共にトロント・ブルージェイズへ移籍した。
投球スタイル
上体をかがめるような独特の構えから始動する、個性派のサイドスロー右腕である。横手から繰り出すフォーシームの最速は、150km/h台中盤にまで達するという、メジャーでも有数のパワー系サイドハンドとされる。配球も個性的で、最も多投するのは大きくヨコに曲がるスライダーであり、2023年は全投球の約半分がスライダーだった。特徴的なフォームに取り組み始めたのは高校2年生からであり、卒業した先輩投手に代わる存在になろうと、サイドハンドに挑戦したのがきっかけだった。
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
背番号
- 52(2021年 - )
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 S
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Nick Sandlin stats MiLB.com (英語)



